八戸市議会 > 1991-03-22 >
平成 3年 3月 定例会−03月22日-付録
平成 3年 3月 定例会−03月22日-06号

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  1. 八戸市議会 1991-03-22
    平成 3年 3月 定例会−03月22日-06号


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    最終取得日: 2023-06-10
    平成 3年 3月 定例会−03月22日-06号平成 3年 3月 定例会 議事日程第六号  平成三年三月二十二日(金曜日)            午前十時開議 第一 議案第六号   平成三年度八戸市一般会計予算    議案第七号   平成三年度八戸市自動車運送事業会計予算    議案第八号   平成三年度八戸市立市民病院事業会計予算    議案第九号   平成三年度八戸市国民健康保険特別会計予算    議案第十号   平成三年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計予算    議案第十一号  平成三年度八戸市食肉処理場特別会計予算    議案第十二号  平成三年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計予算    議案第十三号  平成三年度八戸市学校給食特別会計予算    議案第十四号  平成三年度八戸市都市計画下水道事業特別会計予算    議案第十五号  平成三年度八戸市公共用地取得事業特別会計予算    議案第十六号  平成三年度八戸市都市計画駐車場特別会計予算    議案第十七号  平成三年度八戸市中央卸売市場特別会計予算    議案第十八号  平成三年度八戸市老人保健特別会計予算    議案第十九号  平成三年度八戸市休日夜間急病診療所特別会計予算    議案第二十号  平成三年度八戸市霊園特別会計予算
       議案第四十三号 八戸市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について    議案第四十四号 八戸市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第四十五号 八戸市特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第四十六号 八戸市特別職の職員の給料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第四十七号 八戸市教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第四十八号 八戸市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第四十九号 八戸市職員の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十号  八戸市職員の公務災害弔慰金等支給条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十一号 八戸市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十二号 八戸市奨学金貸与条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十三号 八戸市学校給食条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十四号 八戸市スポーツ研修センター条例の制定について    議案第五十五号 八戸市武道館条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十六号 特別災害による被害者に対する八戸市市税減免特別措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十七号 八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十八号 八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定について    議案第五十九号 八戸市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について    議案第六十号  八戸市住宅団地排水施設条例を廃止する条例の制定について    議案第六十一号 青森県新産業都市建設事業団に委託すべき事業に関する計画の一部変更に係る協議について    議案第六十二号 青年学級の開設について    議案第六十三号 市有財産の無償貸付けについて(都市児童健全育成事業用土地及び建物)    議案第六十四号 市有財産の無償貸付けについて(交通指導隊詰所用地)    議案第六十五号 市有財産の無償貸付けについて(長根地区集会所用地)    議案第六十六号 土地改良事業の施行について(南浜地区農村基盤総合整備事業)    議案第六十七号 土地改良事業の施行について(櫓屋敷地区農道整備事業)    議案第六十八号 県営土地改良事業に要する費用の一部負担について     議案第六十九号 訴えの提起について(市営住宅明渡請求)    議案第七十号  訴えの提起について(市営住宅滞納家賃請求)    議案第七十八号 八戸市部設置条例の一部を改正する条例の制定について 第二 議案第七十九号 八戸市監査委員に選任する者につき同意を求めることについて    議案第八十号  八戸市固定資産評価審査委員会の委員に選任する者につき同意を求めることについて    議案第八十一号 人権擁護委員の候補者に推薦する者につき意見を求めることについて    議案第八十二号 東部第2幹線下水道築造工事(六工区)請負契約の締結について 第三 請願三件・陳情十一件 第四 閉会中の継続審査について 第五 議会案第一号 八戸市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定にについて 第六 議会案第二号 米市場開放阻止に関する意見書 第七 各特別委員長諸般の報告     ───▲・▼───  本日の会議に付した事件 議事日程に同じ     ───▲・▼─── 出席議員(三十七名)    一番  寺 地 則 行 君    二番  山 内 正 孝 君    三番  吉 田 博 司 君    四番  東 野 礼 二 君    五番  秋 山 恭 寛 君    六番  大 館 恒 夫 君    七番  坂 本 美 洋 君    九番  藤 川 友 信 君   一〇番  田名部 定 男 君   一一番  富 岡 敏 夫 君   一二番  神 田 洋 一 君   一三番  荒 川 重 雄 君   一四番  谷 地 先次郎 君   一五番  中 村 当次朗 君   一六番  泉 山   元 君   一七番  清 水 悦 郎 君   一八番  上 田 善四郎 君   一九番  中 山 安 弘 君   二〇番  吉 田 忠 吉 君   二一番  越 田   巌 君   二三番  中 村 元 博 君   二四番  岩 織 政 美 君   二五番  佐々木 秀 男 君   二六番  苅 田 重一郎 君   二七番  松 田 岩 雄 君   二九番  久保沢 豊 作 君   三〇番  木 村 利 吉 君   三一番  西 野 陽 一 君   三二番  小笠原 要 七 君   三三番  河原木 金之蔵 君   三四番  大久保 忠 亥 君   三五番  高 橋 正 敏 君   三六番  上 村 武之助 君   三七番  河 村 正太郎 君   三八番  斉 藤 健 治 君   三九番  中 村 松太郎 君   四〇番  玉 懸 忠 国 君   ───────────── 欠席議員(二名)    八番  山 口 広 道 君   二二番  内 城 国 雄 君   ───────────── 地方自治法第百二十一条による出席者   市長      中里 信男君   収入役     福井 政美君   総務部長    長峯  登君   財政部長    下村平太郎君   経済部長    木村 義昌君   民生部長    松川 芳男君
      環境衛生部長  加藤純三郎君   建設部長    田向 正志君   都市開発部長  細越 清春君   下水道部長   日影  廣君   教育長     巻  長吾君   教育次長    山中 浩一君   自動車運送事業管理者           越後谷仲三君   市民病院事務局長           久保 喜一君   監査委員    漆澤 光典君   ─────────────  出席事務局職員   事務局長    村上 文男   次長兼庶務課長 三浦  猛   議事課長    漆澤  惇   課長補佐議事班長           中野 秀美   主任主査    角  俊一   主任主査    久保  正   主査      山内  隆     ───▲・▼───   午前十時十五分 開議 ○議長(苅田重一郎 君)これより本日の会議を開きます。     ───▲・▼───    諸 報 告 ○議長(苅田重一郎 君)この際、諸報告をいたします。  市長から、地方自治法の規定に基づいて議会に対し、報告第九号及び報告第十号の二件の報告がありました。  以上の報告書は、お手元に配付しておきましたから御了承願います。     ───▲・▼─── △日程第一 議案四十四件一括上程 ○議長(苅田重一郎 君)日程第一議案第六号平成三年度八戸市一般会計予算から議案第二十号平成三年度八戸市霊園特別会計予算まで、議案第四十三号八戸市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第七十号訴えの提起についてまで及び議案第七十八号八戸市部設置条例の一部を改正する条例の制定についてまで、以上議案四十四件を一括議題といたします。  予算特別委員長から委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。  松田委員長  〔二十七番松田岩雄君登壇〕(拍手) ◆二十七番(松田岩雄 君)予算特別委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  本委員会は全員で構成されており、記録が後日会議録として配付されますので、報告は、質疑・要望を中心に、その概要を申し上げます。御了承願います。  まず議案第六号平成三年度八戸市一般会計予算及び、これに関連する議案二十五件について歳出から申し上げます。  第二款総務費及び関連議案では、東北主要都市における企画部門の位置づけについてほか、交際費について過去における予算額の推移及び平成三年度の増額理由並びに国際交流協会事業内容国際交流の促進についてであります。また、職員採用試験の実施方法についてであります。  第三款民生費では、総合福祉センター建設構想建設地選定経過についてのほか、生活保護世帯に対する市独自の対策についてであります。  また、福祉協力員及び国民年金推進嘱託員の職務内容についてであります。  第五款労働費では、人材還流促進事業の経過と今後の見通しについてであります。  第六款農林水産業費及び関連議案では、廃船の処理対策についてのほか、ウニ栽培漁業化事業の内容と成果等についてであります。  第七款商工費では、プレスツアー事業及び八戸三社大祭に対する補助の強化等についてのほか、民間で計画されているレジャー施設構想についてであります。  第八款土木費では、新井田公園整備計画についてのほか、白銀南小・中学校通りの街路灯の設置についてであります。  また、スパイクタイヤの使用禁止に伴う除雪・融雪対策及びロードヒーティングに対する国・県の補助の働きかけについて、並びに地域創生総合都市開発事業等調査委託料についてであります。  第十款教育費では、校庭の防じん対策についてのほか、中学校柔剣道場の整備並びに地区公民館の館長及び非常勤主事の任用基準についてであります。  以上で一般会計歳出及び関連議案の審査を終わり、次に歳入を一括審査したのであります。  歳入では、法人税の見通しと徴収率及び消費譲与税の見通しのほか、市税の減免の適用範囲の拡大について並びに退職手当に対する財源についてであります。  次に、各特別会計予算十二件及び関連議案三件について、質疑・要望のあった主な議案について申し上げます。  議案第九号平成三年度八戸市国民健康保険特別会計予算及び関連議案については、国保税収入の見積もりと老人保健拠出金の算出根拠のほか、国・県に対する補助増額働きかけについてであります。  議案第十四号平成三年度八戸市都市計画下水道事業特別会計予算及び関連議案については、流域下水道の供用開始による市財政への影響及び大口受益者負担金特例措置等についてであります。  議案第二十号平成三年度八戸市霊園特別会計予算については、墓地の交換についての取り扱いであります。  以上が各特別会計予算及び関連議案についての主な質疑・要望であります。  次に、交通及び病院会計でありますが、そのうちの議案第七号平成三年度八戸市自動車運送事業会計予算については、乗合収入の見通し及び長距離高速バス運行に対する考え方のほか、自動車運送事業の中・長期的展望等についてであります。  議案第八号平成三年度八戸市立市民病院事業会計予算及び関連議案については、病院建設基本構想調査委託の考え方と議会とのかかわりについてのほか、医療機器購入の規程の整備について質疑・要望がありました。  以上で、各議案に対する審査を全部終了し、各会派から総括意見を徴した結果、一般会計、各特別会計予算及び関連議案について、自民クラブ市政クラブ自民党政友会及び民社党から全議案に対し、賛成意見の開陳があり、また、公明党、社会党議員団及び共産党議員団からは、議案第六号、議案第九号及び議案第五十七号に対し、共産党議員団からは議案第四十四号から議案第四十七号までに対し、それぞれ反対意見の開陳があり、以上の議案七件を採決に付した結果、いずれも賛成多数をもって原案のとおり承認することに決しました。  また、議案第十号から議案第二十号まで、議案第四十三号、議案第四十八号から議案第五十六号まで、議案第五十九号から議案第七十号まで及び議案第七十八号、以上議案三十四件については、全員異議なく原案のとおり承認することに決しました。  引き続き企業会計予算二件及び関連議案一件について総括意見を徴したのであります。自民クラブ市政クラブ自民党政友会社会党議員団及び民社党から全議案に対し賛成する。  また、公明党及び共産党議員団からは、議案第八号及び議案第五十八号に反対するとの意見があり、議案二件を採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり承認することに決しました。  また、議案第七号は全員異議なく原案のとおり承認することに決しました。  以上をもって予算特別委員会の報告を終わります。  〔二十七番松田岩雄君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案四十四件は全員で構成する予算特別委員会で審査しておりますので、委員長報告に対する質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、委員長報告に対する質疑及び討論は省略することに決しました。  これより順次採決いたします。  議題のうち、まず議案第六号、議案第九号及び議案第五十七号の三件を一括して採決いたします。  以上議案三件の委員長報告は、いずれも承認であります。  議案三件を委員長報告のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(苅田重一郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、議案第六号、議案第九号及び議案第五十七号、以上議案三件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第八号及び議案第五十八号を一括して採決いたします。  両案の委員長報告は、いずれも承認であります。  両案を委員長報告のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(苅田重一郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、議案第八号及び議案第五十八号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第四十四号から議案第四十七号までの四件を一括して採決いたします。  以上議案四件の委員長報告は、いずれも承認であります。  議案四件を委員長報告のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(苅田重一郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、議案第四十四号から議案第四十七号まで以上議案四件は原案のとおり可決されました。  次に、ただいま議決されました議案を除く議案第七号、議案第十号から議案第二十号まで、議案第四十三号、議案第四十八号から議案第五十六号まで、議案第五十九号から議案第七十号まで及び議案第七十八号の三十五件を一括して採決いたします。
     以上議案三十五件を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、議案第七号、議案第十号から議案第二十号まで、議案第四十三号、議案第四十八号から議案第五十六号まで、議案第五十九号から議案第七十号まで及び議案第七十八号、以上議案三十五件は原案のとおり可決されました。     ───▲・▼─── △日程第二 議案四件一括上程 ○議長(苅田重一郎 君)日程第二議案第七十九号八戸市監査委員に選任する者につき同意を求めることについてから議案第八十二号東部第2幹線下水道築造工事(六工区)請負契約の締結についてまで、以上議案四件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長  〔市長中里信男君登壇〕(拍手) ◎市長(中里信男 君)ただいま上程されました議案について御説明申し上げます。  議案第七十九号は、八戸市監査委員であります、漆澤光典氏が、来る四月一日をもって任期満了となりますので、その後任として荒谷勇一君を選任することについて同意を求めるものであります。  荒谷君は行財政事務に極めて明るく、監査委員として適任者であると存じます。  議案第八十号は、八戸市固定資産評価審査委員任期満了に伴い、引き続き鈴木喜代志氏を選任することについて同意を求めるものであります。  議案第八十一号は、法務大臣の委嘱に係る五人の人権擁護委員任期満了に伴い、引き続き宮城嘉明氏、藤田良一氏、浅石晴代氏、中里竹子氏、松橋英夫氏を、その候補者として推薦することについて意見を求めるものであります。  議案第八十二号は、東部第2幹線下水道築造工事(六工区)の請負契約を締結するためのものであります。  何とぞ、全議案とも全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、議案の説明を終わります。  〔市長中里信男君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)これより上程議案に対し質疑を行います。  御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御質疑なしと認めます。  この際、お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案のうち、議案第七十九号から議案第八十一号までの人事案件は、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより議案第七十九号から議案第八十一号までの議案三件に対する討論に入るのでありますが、通告がありませんので、順次採決いたします。  まず、議案第七十九号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、議案第七十九号は原案のとおり同意することに決しました。  次に議案第八十号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、議案第八十号は原案のとおり同意することに決しました。  次に議案第八十一号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、議案第八十一号は原案のとおり同意することに決しました。  次に、ただいま議題となっております議案第八十二号を建設常任委員会に付託いたします。  この際、委員会開催のため暫時休憩いたします。   午前十時三十七分 休憩   ─────────────   午前十時四十四分 再開 ○議長(苅田重一郎 君)休憩前に引き続き、会議を開きます。     ───▲・▼─── △議案一件並びに日程第三 請願三件・陳情十一件 ○議長(苅田重一郎 君)この際、議案第八十二号並びに日程第三請願三件・陳情十一件を一括議題といたします。  各常任委員長及び市民病院建設特別委員長から委員会における審査の経過と結果について順次報告を求めます。  総務常任委員長の報告を求めます。  河原木委員長  〔 三十三番河原木金之蔵君登壇〕(拍手) ◎三十三番(河原木金之蔵 君)総務常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  結果につきましては、お手元に配付してあります請願・陳情審査報告書のとおり決定いたしました。  そのうち、請願第一号は、湾岸戦争に係る請願であります。  本請願は、既に戦争が終結していることなどから不採択と決しました。  以上で報告を終わります。  〔 三十三番河原木金之蔵君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)経済常任委員長の報告を求めます。  谷地委員長  〔十四番谷地先次郎君登壇〕(拍手) ◆十四番(谷地先次郎 君)経済常任委員会における審査の結果について報告いたします。  結果については、お手元に配付してあります請願・陳情審査報告書のとおり決定いたしました。  以上で報告を終わります。  〔十四番谷地先次郎君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)民生常任委員長の報告を求めます。  上田委員長  〔十八番上田善四郎君登壇〕(拍手) ◆十八番(上田善四郎 君)民生常任委員会における審査の経過と結果について報告いたします。  結果については、お手元に配付してあります請願・陳情審査報告書のとおり決定いたしましたが、そのうち陳情第二号については、国民健康保険制度国庫補助金の削減を受けて大変厳しい財政難となっており、国保が安定的に運営されるためには、高率の国の負担が必要であるとし、採択と決しました。  陳情第十四号は、神田委員富岡委員から、八戸市民にとっては重大なことであり、採択すべきである。また、坂本委員からは、主旨には賛同するが、これは八戸市だけのものではなく、なお一層慎重な調査・検討が必要であるとして、継続審査とされたいとの、それぞれの意見があり、採決に付した結果、本陳情は賛成多数をもって継続審査と決しました。  以上で報告を終わります。  〔十八番上田善四郎君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)建設常任委員長の報告を求めます。  荒川委員長  〔十三番荒川重雄君登壇〕(拍手) ◎十三番(荒川重雄 君)建設常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第八十二号は、東部第2幹線下水道管ょ築造工事(六工区)の請負契約を締結するためのものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり承認することに決しました。  以上で報告を終わります。  〔十三番荒川重雄君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)市民病院建設特別委員長の報告を求めます。  佐々木委員長  〔二十五番佐々木秀男君登壇〕( 拍手) ◆二十五番(佐々木秀男 君)市民病院建設特別委員会における審査の経過を報告いたします。  当特別委員会に付託になりました、平成元年陳情第十七号、平成二年陳情第二号から第五号まで、並びに陳情第十一号及び第十二号の以上七件については、お手元に配付してあります請願・陳情審査報告書のとおり決定いたしました  以上で報告を終わります。  〔二十五番佐々木秀男君降壇〕( 拍手) ○議長(苅田重一郎 君)以上をもって各委員長の報告は終わりました。
     ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。  議案第八十二号を採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、議案第八十二号は原案のとおり可決されました。  次に請願第一号を採決いたします。  本請願の委員長報告は不採択であります。  本請願を委員長報告のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(苅田重一郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、請願第一号は不採択と決しました。  次に、平成二年陳情第十四号を採決いたします。  本陳情の委員長報告継続審査であります。  本陳情を委員長報告のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(苅田重一郎 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、平成二年陳情第十四号は継続審査と決しました。  次に、ただいま議決した案件を除く、請願二件、陳情十件を一括して採決いたします。  以上の請願・陳情を委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、請願二件、陳情十件は、委員長報告のとおり決定しました。     ───▲・▼─── △日程第四 閉会中の継続審査の件 ○議長(苅田重一郎 君)日程第四閉会中の継続審査についてを議題といたします。  各委員長から会議規則第百四条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。     ───▲・▼─── △日程第五 議会案第一号の件 ○議長(苅田重一郎 君)日程第五議会案第一号八戸市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会案については、提案理由の説明、委員会付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、提案理由の説明、委員会付託、質疑及び討論は省略することに決しました。  議会案第一号を採決いたします。  本案を原案のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(苅田重一郎 君)御着席願います。  起立総員であります。  よって、議会案第一号は原案のとおり可決されました。     ───▲・▼─── △日程第六 議会案第二号の件 ○議長(苅田重一郎 君)日程第六議会案第二号米市場開放阻止に関する意見書を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  十五番中村当次朗議員  〔十五番中村当次朗君登壇〕(拍手) ◆十五番(中村当次朗 君)提案理由の説明をいたします。  議会案第二号は、米市場開放阻止に関する意見書であります。  今日、米国を初めとした農産物輸出国家はガット・ウルグアイ・ラウンドの農業交渉において、我が国に対し米の輸入自由化を迫っております。  今、ここに国民の主食である米の輸入自由化を行えば、本市稲作農業を初め日本の農業に重大な影響を与えます。  ついては、政府に対し米の市場開放阻止と生産農家が安心して営農に励める水田農業の確立について、その措置を求めるものであります。  なお、案文はお手元に配付のとおりであります。  以上で説明を終わります。  〔十五番中村当次朗君降壇〕(拍手)   ─────────────   議会案第二号  米市場開放阻止に関する意見書  ガット・ウルグアイ・ラウンド農業交渉は厳しい局面で推移し、仮に米の市場開放がなされれば、本市稲作農業を始め、日本農業に重大な影響を与える。  よって、政府におかれては、我が国農業と国民生活を守るため、次の措置をされるよう強く要望する。         記  一、我が国農業の基幹であり国民の主食たる米については国内で自給し、市場開放は断じて行わないこと。  二、我が国経済・社会における稲作農家の役割と機能を明確に位置づけ、生産農家が安心して営農に励める水田農業の将来展望を確立すること。  右、地方自治法第九十九条二項の規定により意見書を提出する。   平成三年三月二十二日              八戸市議会   ─────────────       (朗読省略するも掲載) ○議長(苅田重一郎 君)お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会案については委員会付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苅田重一郎 君)御異議なしと認めます。  よって、委員会付託、質疑及び討論は省略することに決しました。  議会案第二号を採決いたします。  本案を原案のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(苅田重一郎 君)御着席願います。  起立総員であります。  よって、議会案第二号は原案のとおり可決されました。  なお、ただいま可決されました議会案の取り扱いについては、議長に一任を願います。
        ───▲・▼─── △日程第七 各特別委員長諸般の報告 ○議長(苅田重一郎 君)日程第七、各特別委員長から諸般の報告をいたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。  新幹線対策特別委員長の報告を許します。  中村元博委員長  〔二十三番中村元博君登壇〕(拍手) ◆二十三番(中村元博 君)新幹線対策特別委員会における活動と、その経過について御報告します。  東北新幹線の建設は、本県はもちろんのこと、国土の均衡ある発展、さらには、地域における産業、経済、文化等の振興を図るためにも不可欠であり、その全線開通が待ち望まれていたところであります。東北新幹線盛岡以北については平成元年八月、難工事推進事業として岩手トンネルに着手、二年九月、三戸トンネルの技術調査に着手などの動きがあったのでありますが、本格着工には至らなかったのであります。  このような経過の中で、当委員会では盛岡以北の早期完成に向け、関係方面に強力な運動を進める一方、福島市、長野市、小山市などの新幹線駅舎及び駅周辺整備事業に関する状況を調査してきたところであります。  平成二年度は、国の赤字公債依存体質からの脱却等財政環境の変化や、日米構造協議における公共投資拡大等を背景に整備新幹線の建設推進を求める声が高まり、昨年十二月二十四日、整備新幹線着工等についての政府・与党申し合わせの中で、盛岡以北など三路線の平成三年度の着工決定を見たのであります。  このように、昭和四十八年の整備計画の決定以来、長年にわたって待ち望んでおりました盛岡以北の着工が実現する運びとなったのでありますが、並行在来線のJRからの分離後の取り扱いや建設費の地域負担、さらには、全線をフル規格にするための運動など、今後の課題も残されております。  また、新幹線の建設とあわせて八戸駅舎の改築を初め、八戸駅周辺整備への積極的な取り組みが必要になっており、今後施策の推進を図るよう望むものであります。  最後に、二年間にわたりまして御支援と御協力を賜りました関係各位に対し、心からお礼を申し上げますとともに、今後の東北新幹線盛岡以北の早期完成を期待いたしまして、御報告を終わります。  〔二十三番中村元博君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)水産振興対策特別委員長の報告を許します。  寺地副委員長  〔一番寺地則行君登壇〕(拍手) ◆一番(寺地則行 君)水産振興対策特別委員会における主なる活動とその概要について報告いたします。  近年、漁業を取り巻く環境は北洋漁場からの締め出しや魚価の低迷等により、ますます厳しさを増しております。  したがって、これからの漁業は、経営の一層の維持安定策や加工原魚の安定供給等、高生産性漁業の展開とその基盤づくりが求められているのであります。  こうした諸情勢に対応するため県、市においては栽培漁業、養殖漁業など「つくり育てる漁業」に鋭意力を注いでいるところであります。  本市の海域は、八戸港を中心として南北に広がり増養殖魚種は地域ごとに特徴のある構成になっております。北部の砂浜域においては、ホッキガイ、ホタテ等地域特産種を対象とした増殖により漁場開発を推進しております。  特に、ホッキガイは県水産増養殖センターにおいて殻長二ミリメートルまでの人工種苗を百万個生産する技術が確立されましたが、外海域への放流可能サイズまでの中間育成する技術は、まだ確立されておらず、現在、関係漁協と協力し、八戸港内にイカダを設置し、人工種苗を四カ月間中間育成し、地まき放流する試験事業を行っております。  一方、南部の岩礁域は外海に面しているため養殖事業はコンブ、ワカメ等が小規模に行われているにすぎなく、したがって、この地域においてはウニ、アワビの人工種苗放流による栽培漁業化を推進しております。キタムラサキウニ栽培については、昭和六十三年度から八戸漁連水産種苗センターで中間育成試験を行った結果、餌料や育成容器の収容個数により成長の度合いやへい死率の違いが判明したのであります。  なお、南浜及び鮫浦漁協海域においては、稚ウニ約三万個ずつ三カ所に放流し、漁協と共同で追跡調査中であります。また、キタムラサキウニと比較し販売単価が高く、要望の強いエゾバフンウニについては、これから試験を行うことになっております。  外海養殖事業として実施したアトランティックサーモン養殖推進事業については、浮沈式及び垂下式のイケスの構造が潮流の影響で網の形体を保てなかったり、破れたりして失敗しましたが、垂下式イケスに三角網を取りつけることにより、外海養殖施設として利用できることが、銀ざけを使用した実験で確認されたのであります。  しかし、どんな魚種を養殖するかについては、採算上からも今後、研究していかなければならない状況にあります。  また、ヒラメ放流事業は、県が太平洋海域に七十万尾の種苗放流を今年度から始めたのであります。  次に、本市の水産加工について申し上げますと、加工原料はイカ、イワシ、サバが中心で、地元水揚げに依存しており、その大半が半製品もしくは冷凍製品であることであります。  このことから、八戸水産加工連合会が事業主体になり、昭和五十九年度から三年間、県の新商品開発活性化事業で約四十品目を開発、各地の市場調査をしながら販売開拓を図っております。  また、近年、高度技術を利用してイカの臓器及び軟甲から医療品等が研究開発されつつあります。先端産業が続々と立地し、高度技術都市を目指す当市は、その一方では全国一のイカの街であります。水産加工業が集積する特色を生かした新素材、水産バイオテクノロジーの研究を推進し、地元においても産業廃棄物として捨てられているイカの臓器等を再利用し、その特性を生かした医療品や機能性食品などの加工開発に取り組まれるよう望むものであります。  最後に、二年間にわたりまして御支援と御協力を賜りました関係各位に対し、心からお礼を申し上げますとともに、地元水産業が発展することを念願いたしまして、報告を終わります。  〔一番寺地則行君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)企業誘致対策特別委員長の報告を許します。  清水委員長  〔十七番清水悦郎君登壇〕(拍手) ◆十七番(清水悦郎 君)企業誘致対策特別委員会における主なる活動経過の概要を報告いたします。  本市は、昭和四十年代を中心に、紙パルプ、鉄鋼、非鉄などの素材型の企業立地が進み、産業経済が大きく進展いたしました。  しかし、それもオイルショック後の素材産業の構造不況で八戸地域は大きな打撃をこうむったのであります。  そこで本市は、これを契機として産業構造の高度化、付加価値化を市政の重要課題に掲げ、その基盤整備と企業誘致に努力してまいったのであります。  その結果、平成元年には八戸地域集積促進計画が承認され、知識集約型産業の集積を目指す頭脳立地計画が始動しております。  ご承知のとおり、八戸ハイテクパークには自然科学研究所、ソフトウエア業、デザイン業などの県内外の企業十四社の進出が内定し、既に分譲予定面積が満杯の状態であります。  さらに、先般、仮称八戸北インター工業団地造成に踏み切ったのでありますが、これについても大手企業の進出が決定し、今後とも企業誘致が大きく展開されることが予想されるところであります。  しかし、それと同時に、私どもは地場産業の振興策を強力に進めなければならないのであります。  このようなことから、当委員会といたしましてはこれまで既に立地している企業や他都市の状況を調査・視察してまいりましたが、その中で特に重要なことは、企業が立地を決める場合、交通基盤の整備が大きな要因であること。  また、本市でも有効求人倍率が近年にない高水準で推移しておりますが、全国的に労働力不足が問題となっており、各企業とも人材を求めて立地を展開しております。しかも企業が求めているものは、技術者などすぐれた労働力であることから、技術者の養成、確保のための人材育成はますます重要になってくるとともに、若い労働者が喜んで生活できる環境を整備する必要もあると思われます。  今、新幹線を利用して東京から四時間強、背後に三沢空港を抱え、八戸自動車道と東北最大級の港湾施設を持つ八戸市は、頭脳立地構想を突破口に、昭和三十九年の新産都市指定以来、産業の高度化実現に向けて最大の飛躍の時であると確信いたしております。  最後に、これまでの間、御支援と御協力を賜りました関係各位に対し、心からお礼を申し上げますとともに、企業誘致のため、なお一層の諸施策を講ぜられんことを祈念し、報告を終わります。  〔十七番清水悦郎君降壇〕(拍手) ○議長(苅田重一郎 君)市民病院建設特別委員長の報告を許します。  小笠原副委員長  〔三十二番小笠原要七君登壇〕( 拍手) ◆三十二番(小笠原要七 君)市民病院建設特別委員会における活動について、その概要を御報告申し上げます。  現市民病院は狭隘である。数度の増築により動線が長く複雑で非効率的である。新耐震基準以前の施設で耐震上劣っている。古い施設のため機能の整備ができず、かつ、維持管理費がかさむ。  以上の理由等により、市民病院建設問題が市政の大きな課題となり、議会としてもこれに対応するため、建設構想等について調査研究してきたところであります。  さて、昭和六十三年、理事者においては、市民病院建設について自治体病院施設センターに調査を委託、平成元年三月に同センターから市民病院施設整備基本調査報告書が提出されたことは各位御承知のとおりであります。  報告書によりますと、整備の基本方針として、機能は診断、治療、リハビリテーションまでの医療体制の中枢的役割の担当のほか、救命救急センターの併設、医療機関相互の保健医療に関する技術、情報交換、施設・設備の共同利用等及び臨床研修病院の指定を目指す。  規模は、病床数を六百六十八床とし、診療科を二十六科とする。  建設地については、一般的に利用者の利便、他の医療機関との関連、上下水道、公共交通機関等都市施設の状況、病院の地域において果たす役割及び経済性等総合的に検討した場合、現在地が利便性が高いと報告されたのであります。  その後、本問題は、平成二年一月に設置された八戸市立市民病院建設問題協議会で協議されることになり、その報告では、機能、規模については自治体病院施設センター報告とほぼ同じ内容であるが、建設地については、概ね六万六千平方メートル以上の敷地を確保して移転するのが望ましいということが同年五月に報告されたのであります。  これら報告のもとに本委員会は、機能、規模、敷地面積六万六千平方メートルの根拠及び駐車場等について理事者から基本的な考え方を伺う一方、最近新築した先進地の公立病院を視察いたしました。  その調査事項は、新築後の患者の動向及び経営状況のほか、周囲の環境変化、駐車場、建設費の財源及び建設場所の判断内容等であります。  本委員会は、この調査結果についても意見を交換し、将来のあるべき市民病院建設のため積極的に審査を進めているところであります。  以上が市民病院建設特別委員会の活動の概要でありますが、最後にこれまで御支援と御協力を賜りました関係各位に対し、心から御礼を申し上げ、報告を終わります。  〔三十二番小笠原要七君降壇〕( 拍手) ○議長(苅田重一郎 君)以上をもって各特別委員長の諸般の報告を終わります。  これにて本日の日程は全部終了いたしました。     ───▲・▼───   監査委員あいさつ ○議長(苅田重一郎 君)この際、漆澤監査委員から発言の申し出があります。  これを許します。  登壇願います。  〔監査委員漆澤光典君登壇〕 ◎監査委員漆澤光典 君)このたび任期満了により監査委員を退任することになりました。  この四年間、議員の皆様方には温かい御指導、御鞭撻を賜り、職務を遂行することができました。まことにありがとうございました。  今後とも従来に増して御指導、御交誼を賜りますようお願い申し上げます。  なお、議員の皆様には、なお一層御健勝で市勢発展のために御尽力賜りますようお願い申し上げます。  四年間ありがとうございました。  〔監査委員漆澤光典君降壇〕     ───▲・▼───   勇退議員あいさつ ○議長(苅田重一郎 君)この際、富岡、中山、中村松太郎、各議員から発言の申し出があります。順次発言を許します。 富岡議員、登壇願います。  〔十一番富岡敏夫君登壇〕 ◆十一番(富岡敏夫 君)本議会を最後に、八戸市議会を退くに当たって、一言ごあいさつ申し上げます。  私の市議会における活動は、わずか一期四年のみでありましたが、短いながらも、この時期は世界の基本構造が大きく変化し、これまでの米ソの冷戦から、対話と協調への移行と、限りある地球の環境が改めて問題とされる時代でもありました。  私は、このような世界の動きの中で、常に八戸の位置をはかり、進むべき方向に心を砕き、活動をしてまいりました。  とりわけ核燃サイクル問題については、人類と核が共存できないとの認識から、議会や市民運動の場で論じてまいりましたが、この問題について、党の建前論や企業の論理を超え、人類の生存という共通の視点から、さらに検討していただきたいものだと、心から願うものであります。  最後になりますが、議会での活動の場と、指導と助言を与えてくださいました市民の皆様、市長を初め理事者、市職員の皆様に感謝とお礼を申し上げるとともに、八戸市議会が地方自治の精神にのっとり、市民の幸せのために大きく貢献されることを心から祈念し、ごあいさつといたします。  ありがとうございました。  〔十一番富岡敏夫君降壇〕 ○議長(苅田重一郎 君)次に、中山議員の発言を許します。登壇願います。  〔十九番中山安弘君登壇〕 ◆十九番(中山安弘 君)関係各位の皆様方に、この場をお与えいただきましたことに対し、心から、まず厚く御礼を申し上げます。  この十二年間、皆様方と一緒に、市民の幸せを求めて精いっぱい頑張ってまいりましたが、諸般の事情から、同志各位の御推薦を賜りまして、違う道から市民の幸せを求めていく道をとることになりました。よって、このたびの議会に当たりまして、こういうごあいさつをさせていただくことにつきまして、本当に皆様方に感謝を申し上げながら、立場が変わった場合には、また一緒に勉強して頑張ってまいりたいと思います。
     みんな豊かで住みよい、生きがいのある、総合的な産業都市、文化都市を築きながら、住みよい都市機能の整備を強力に進め、総合的な産業の展開を図っていかなければなりません。また、市民の所得の向上や県民の所得の向上のためには、頭脳立地構想に基づく産業の展開、高度化により、あらゆる素材を生かした、付加価値の高い産業の展開の環境をつくっていかなければなりません。  そして、市民所得の向上を図りながら、次代を担う子供たちの育成、強化をもっと強力に進めていかなければなりませんし、また、今日を築いていただいた長寿社会の皆様方に、生きがいのある生活の環境をつくっていかなければならないと思っております。  市民の声を原点とし、みんなの声を天の声として政治に反映させながら、胸に受けとめながら、民生の安定と福祉の増進のために、今後とも努力をさせていただくことをお誓い申し上げる次第でございます。  最後になりましたが、関係各位の今後のますますの御隆昌と御健勝、そして市長さんを初め理事者の皆様方におかれましては、今日まで築いてまいりましたこの行政の功績を、もっと高く伸ばすことを心からお祈りを申し上げ、関係各位の御健勝を心から御祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。  本日は本当にありがとうございました。  〔十九番中山安弘君降壇〕 ○議長(苅田重一郎 君)次に、中村松太郎議員の発言を許します。登壇願います。  〔三十九番中村松太郎君登壇〕 ◆三十九番(中村松太郎 君)本日、勇退に際し発言の機会を与えてくださいました、議長、議員の皆さん、心から感謝申し上げる次第でございます。  月日も早いものだなあと、最近考えておりました。皆さんも御承知のように、三代の市長にわたったわけでございます。この議場で、今、思い浮かべてみるというと、中村拓道市長のときに、おしかりをこうむりました。同じ中村でも、市長の中村と私は違いますよと申し上げたところが、市長から後で、あの部分を削除してくださいと、こうおっしゃられた。今でも印象に残っております。  同時に秋山市長、そして中里市長、こう三代にわたったわけでございまして、今さら、夢のように当時を思い浮かべたときには、ちょうど新産業都市指定を受けて間もなくのときでございましたので、随分八戸も華やかでございました。新産業都市になった、事業団が誕生いたしました。三代、四代にわたって、当時の事業団の専務とは、随分論争を重ねた一人でございます。  今の副知事が、ちょうどその当時には、新産業都市事業団の部長になって、随分私と折衝した仲でございます。それは、今思い起こせば、水産工業団地でございます。そしてまた、その前には、三菱製紙の用地の問題。しかしながら、あのときには、岩岡さんにも随分呼び寄せられました。  私はまだ議員になる前でございましたけれども、岩岡さんと、そういうことを私が申し上げたので、私もこういう気持ちのものでございますから、岩岡さんが何と言ったかと言えば、今、三菱製紙を市川海岸に持ってくるんだが、あなたが市川で一番ごんぼうを掘るという話を聞いておると――これは古い庁舎のときでございますからね。ああ、そうでしたか、そういうふうに人を言うんであったら、もっと精いっぱい、高声で話した方がいい、ありがとうございましたと言って市長室から出たときがございました。  そうしたら市長は、後で私におわびに来て、また呼び寄せられて、とうとう保安林も全部、ある部分を解除して、三菱製紙が誕生したような経緯もございます。  そして、議員になってきて間もなく、今の水産工業団地のことが誕生されるようになったわけで、そのころには、ちょうど今は亡き、巻石蔵元の助役さんが建設課長のときです。正部家種康さんも課長のときで、二人がもう一生懸命になって私のところに、頭を下げて、やったもんだから、じゃ、市長も本当にそういう腹なのかというふうな、いろいろなことがございまして、今、市川に誕生しておるところの水産工業団地ができたわけです。そして、桔梗野工業団地と、こういうふうになり、前山、どんどんと進んだわけでございます。  そこで、私、余り長々としゃべれば、もうたくさんだというふうにおしかりをこうむってもいけませんから、ちょうどいい時間を見ながら、終わりますが、そういうことで、いろいろ考えてみるんでございますけれども、二十四万都市の中で、私はこういうふうに考えておるんです。  二十四年間の間、随分調査もあれしました。特に木村さん、ちゃんとこっち向いて聞いておいてください。あなたが観光の親分でございますから。八戸は、二十四万都市の中で一番観光が乏しいと思っております。私はそういうふうに感じを受けておりますが、そこで私が考えておることは、もう既に十数年になりますけれども、何と言っても海岸公園をつくりたいのが私の執念でございました。  いろいろ考えてみるというと、そのルートをこう決めるならば、大変いいことだろうと、こう思っております。種差海岸、そして鮫、あの海岸を眺めながら、蕪島、そして日本で二位、三位になされる魚市場、そして八戸大橋、八太郎大橋を眺めながら、水産工業団地に来る途中に、市川に海岸公園ができたならば、どうでしょう、これからの二十一世紀に向けてと、こう思っておりました。  市長、よく聞いておってください。  そういうことから、四十五号バイパスが入る、同時に、今話題に乗せておるところの前山工業団地、百五十ヘクタール、それを経由しながら、南部山公園に登ってみたときには、これは八戸は、鮫から見たときと、あそこで見たときとは全然違ってきます。あそこで見たときは、市長、一年でも早く駅舎を建てたいと、こう思うんだろうと私はそう思っております。私が市長でもそう思いますよ。南部山公園に登ってみると、本当に目先に見えます。  それで、今度、中央卸売市場、そうなって、根城ニュータウンに登ってくると言うと、また見方が違ってきます。そういうコースになるというと、市長がおっしゃっておる五十万都市は、そう遠くなくできるだろうと、こう思っております。そして二十一世紀に向けて、そういう八戸をつくってほしいなと、このように考えております。  おかげさまで私も――途中はねましたけれども――ちょうどそのころに、第二港湾がどんどん進みました。そして目について――防波堤の建設が進むにつれて、高潮が一遍来るというと、三十メーターぐらいずつ市川海岸がなくなったわけで、四年のうちに百五十メーターという海岸がなくなってしまったんです。保安も落ちてしまった。  それからいろいろな政策を練って、この本会議でも、皆さん、古い方ならみんな知っておるはずですが、そういうことを思い浮かべながら、市川海岸が、今のように、船だまりも完成し、そしてまた、奥入瀬川で堤防が築かれたのは、決してうそでございません。  その間、本当に、亡き巻さんには随分骨を折らせました。あの横浜の営業所まで何十回と参りました。今、あの内部をまたいろいろ検討して、見直しするようになっておりますから、市長初め、また田向部長、忘れないで、いつかでもおいでくださいと言えば、自費をかけても私、横浜まで行きますから、忘れないでおってください。八戸の将来のためには、私も惜しまないと、こう思っております。  十四日となれば、議員の皆さんおそろいでスタートを切ると思いますが、ただ、それから外れるのが中山さんと富岡さんだけで、あとはほとんど立候補するように聞いておりますから、どうかおそろいで、皆さんの当選をお祈りして、そして、市長、先ほど申し上げておるように、市長が提案されましたら、余りいじめないようにして、八戸の将来のために御協力を願えれば幸いだと、こう思っております。  以上をもちまして、私の退任のごあいさつといたします。本当にありがとうございました。  〔三十九番中村松太郎君降壇〕( 拍手)     ───▲・▼───   市長あいさつ ○議長(苅田重一郎 君)この際、市長から発言の申し出がありますのでこれを許します。  市長  〔市長中里信男君登壇〕(拍手) ◎市長(中里信男 君)平成三年三月八戸市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位には、任期最後を飾る本定例会において、終始御熱心な論議と慎重かつ厳正なる審議を尽くされ、平成三年度八戸市一般会計予算を初め、すべての議案をそれぞれ原案のとおり御議決賜り、厚くお礼申し上げる次第でございます。  今日、地方自治体は、自主的、主体的な地域づくりの推進による多極分散型国土の形成あるいは生活関連社会資本の整備、高齢化社会への対応等、限られた財政の中で地域社会の活性化と住民福祉の増進を図るため、最大限の行政効果を上げるよう強く求められておる状況にあります。  このような時期に際し、議員各位から寄せられました貴重な御意見、御要望には十分配慮をいたし、市勢発展と市民生活の向上のため、今後一層の努力を傾注してまいる所存でございます。  顧みますと、議員各位の任期四年の間には、市民の多くの方々が望んでおりました東体育館、スポーツ研修センター等の完成や八戸市の未来を担う子供たちのための白銀南小学校、東中学校等の開校もございました。  また、二十一世紀社会に適応する教育の推進と人材育成の場となる総合教育センターや、冬期間でもスポーツの振興を図るための屋内トレーニングセンター等が相次いで完成を見たのでございます。  とりわけ平成元年は市制施行六十周年という記念すべき年であり、「二十一世紀への飛躍」をテーマに、官民一体となって各種記念行事が計画され、市民の方々とともにこの記念すべき年を祝ったのであります。  そして、産業支援団地八戸ハイテクパークの造成開始や仮称八戸北インター工業団地の整備促進、八戸ニュータウンの街開き、さらには二十年来の悲願でもありました東北新幹線盛岡以北の着工決定等、いまだ記憶に新しく、まことに喜ばしい多くの事柄は、議員各位におかれましても感慨ひとしおのものがあろうかと推察申し上げるものでございます。  このように、今日の八戸市が北東北の中核都市としての基礎を固めつつ、来るべき二十一世紀へ向かってたくましく前進を続けておりますことは、議員各位を初め市民の皆様の温かい御支援と御理解のたまものでありまして、改めて深く感謝申し上げますとともに、議員各位には、今後おのおの、その志すところに向かって御努力をされることと存じますが、どうぞ見事にその目的を果たされますよう、心から念じてやまないものでございます。  そして今後とも、それぞれのお立場から市民の一層の幸せと市勢発展のためにお力添え、御指導を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。  本定例会が閉会されるに当たり、改めて議員各位の御健闘と一層の御活躍を祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。  ありがとうございました。  〔市長中里信男君降壇〕(拍手)     ───▲・▼───   閉 会 ○議長(苅田重一郎 君)任期最後の定例会を閉会するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  去る、二月二十六日開会以来、各位の特段の御精励により、ここに三月定例会を滞りなく閉会する運びになりましたことを、まずもって深く感謝申し上げる次第であります。  私ども議員一同は、去る昭和六十二年五月、市民の負託を受け、議席を得て以来、ひたすら二十四万市民の福祉の向上と市勢発展を願い、その職責を全うすべく努力してまいりました。  顧みますと、この四年間は、二十一世紀を展望して策定されました第三次総合計画を初め、市制施行六十周年記念式典の開催や、総合教育センター、屋内トレーニングセンター、水産科学館などの完成を見、また、産業高度化のための産業支援団地、八戸ハイテクパーク造成開始や、八戸北インター工業団地の整備促進、八戸ニュータウンの街開き、さらには二十年来県民の悲願でもあった東北新幹線盛岡以北の着工など、重要な懸案が大きな前進を見た年でもあります。  また、昭和から新たな平成の時代への推移の中で、八戸市政においても、秋山市長の後を受けて中里市長が誕生するなど、新しい時代に向かって躍進する市政の展望が大きく開かれた期間でもありました。  今日まで、理事者の皆様とともに八戸市の発展と市民生活の向上のために全力を尽くしてまいりましたが、今、その年月を振り返り、感慨無量のものがございます。  本日、最後の定例会を終えるに当たり、悔いのない議員生活を全うしましたことを無上の喜びとし、各位とともに、ここに感銘を禁じ得ないところでございます。  また、平成元年九月、議員各位の御推挙をいただき、議長に就任以来、各位の特段の御厚情と御支援によりまして、無事その大任を果たし得ましたことに対しまして、深く感謝とお礼を申し上げる次第でございます。  なお、私は、この一年間、東北市議会議長会会長として、また全国市議会議長会部会長として、その重責を全うし、今日に至りましたが、これもひとえに皆様方の格別の御高配のたまものであり、改めて心から感謝とお礼を申し上げるところでございます。  承りますと、議員各位には、今後、それぞれの道を進まれるわけでございますが、特に今期をもって勇退される方々には、今日まで市勢発展のため、長年にわたり御努力くださいました御功績に対し衷心より敬意を表するものでございます。八戸市のさらなる発展のため、ますます御健勝で変わらざる御指導を賜りますようお願いを申し上げます。  また、重ねてこの議場に相まみえるべく、あるいは転身を期して、厳しい選挙戦に立ち向かわれる多くの方々の御健闘と、そして全員が見事に当選の栄冠を手中にされることを心から祈念をするものでございます。  終わりに、任期中、関係各位から賜りました数々の御高配に対し、衷心よりお礼を申し上げますとともに、皆様方の御健勝と御多幸を心から御祈念を申し上げて、ごあいさつにかえる次第でございます。  これにて平成三年三月八戸市議会定例会を閉会いたします。   午前十一時四十五分 閉会          署  名       地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。          平成三年三月二十二日             八 戸 市 議 会                     議 長  苅 田 重一郎                     副議長  中 村 松太郎                     議 員  神 田 洋 一                     議 員  松 田 岩 雄...